熱中症と低ナトリウム症


熱中症対策で、水分を摂り過ぎると、汗をかき過ぎたり体がバテてしまったりするのでかえってよくないという事があるのですが間違っているのです。体温を下げるためには、汗が皮膚表面で蒸発して身体から気化熱を奪うことができるように、しっかりと汗をかくことがとても重要です。

ホームページ1

ホームページ2


しかし、汗は血液中の水分や塩分ですから、低ナトリウム症にならないように、汗で失った水分や塩分を適切に補給する必要があります。暑い日には、知らず知らずにじわじわと汗をかいていますので、身体の活動強度にかかわらずこまめに水分を補給しましょう。特に、湿度が高い日や風が弱くて皮膚表面に気流が届かない条件の下では、汗をかいても蒸発しにくくなりますので、汗の量も多くなります。その分、十分な水分と塩分のナトリウムを補給しましょう。また、軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。そこで、のどが渇く前あるいは暑いところに出る前から水分を補給しておくことが大切です。また、どのような種類のお酒であっても、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、汗で失われた水分をビールなどで補給しようとする考え方は誤りです。一旦吸収した水分も、それ以上の水分がその後に尿で失われてしまうのです。

お正月の言葉 低ナトリウム症