縁起物の象徴
松は夫婦愛
松は常碧木なので、年中色が変わらず、不変の健康・隆昌・長寿を現し、木材は建築棟染めに用いられ、葉は「枯れて落ちても二人連れ」と、夫婦愛の象徴とされ、多くの樹木の中から選ばれた木です。
竹は成長
竹の幹は、緑で真っすぐで、葉もまた緑色で四時変色しないので、悪いよこしまな心の無い・つつみ隠す心のない・わだかまりがない・さっぱりとした性質のたとえに引用されます。
又、竹には節があり、その節目節目に、真っすぐに成長するように思いが込められています。
梅は豊かな生活
「梅は百花にさきがけて咲く」と言われるように、寒い冬をじっと耐え、春の訪れを知らせてくれることから、喜びの象徴とされています。
花のあでやかさは縁起物として愛され、又高貴な香りは豊かな生活の象徴ともされています。